腰痛について②

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前回の記事では

腰痛とは?みたいな腰痛の全体像みたいな話をしていきました♪

前回の記事 → 腰痛について① も貼っておくのでよかったら見てください!

今回の記事では

「問診」

について書いていきたいと思います!

「腰が痛い」との訴えがある方の症状をとらえる為には

まずはいろんなことを聞いてある程度の病態を予測することが大事になります!

逆に問診をおろそかにすると

治療に支障が出るだろうし、ズレが生じたりすると思うので

患者さんの訴えを丁寧に聞いていきましょう!

聞いていく順番は別として

絶対に聞くべきことは

  • いつから痛いのか(発症時期)
  • どこが痛いのか(痛みの部位)
  • どんな痛みなのか(痛みの種類)
  • 何もしていなくても痛いのか、動くときに痛いのか(安静時痛or運動時痛)
  • どんな動きの時に痛いのか

ではないかと思います

ひとつひとつ説明していきます!

いつから痛いのか(発症時期)

ようするに

発症からどれくらい時間が経過しているのかを把握することが大切です!

とくに痛みが出現してすぐの急性期の痛みは、組織が炎症を起こしていることが多いので

運動療法などの適応も低いですし

どちらかと言えば

腫脹や浮腫の管理が非常に大事になってくるかなと思います

どこが痛いのか(痛みの部位)

特に腰痛では

腰だけが痛いのか、腰だけでなく足痛いのか、お尻が痛いのか

いろいろなパターンがありますが、

この痛みが関連しているのか、それとも別々の原因で痛いのか

これをはっきりさせる必要があります!

腰が痛くて足が痺れるからヘルニア

お尻が痛くて足が痺れるから坐骨神経痛

と簡単に決めつける事をせず

本当に関連しているのかしてないのかをしっかり評価する必要があります!

その為にどこが痛いのか

もっと言えば

その痛い部位をピンポイントでさせるのか

それとも

少し広範囲で痛いのか

腰の片側だけが痛いのか、両側が痛いのか

などをしっかり聴取するといいと思います!

どんな痛みなのか(痛みの種類)

痛みも種類によって、本人が実感する痛みの感覚は違います!

代表的なものを上げるとすると

  • 炎症を伴っているような急性期の痛みは「じんじん痛い」
  • 局所(ピンポイント)を主体とする痛みは「刺すように痛い」
  • 癒着や組織間の滑走が悪い時に生じる痛みは「ズキッとくる」
  • 神経的な痛みの時は「チクチク」「じりじり」

のような感じかなと思います!

痛みの種類によってどの組織が痛みを発しているかを見極めることが必要です!

何をしなくても痛いのか、動くときに痛いのか(安静時痛or運動時痛)

何もしてなくても痛いときには

組織に炎症が起きていたりとか

または理学療法とか徒手的に治療しても改善が見られないようなケースの何らかの可能性があります

このような痛みの場合は病院受診をされたほうがいいかもしれません

ただし

この何もしてなくてもというのは

ベッドや布団の上でゴロンと寝ているとき

ということです

  • ずーっと座ってると痛い
  • ずーっと立ってると痛い

など

いくら何もしていなくてもそれが寝ている状態でないのであれば

それは

  • ずーっと座ってるという動作
  • ずーっと立ってるという動作

になるので

安静時痛の範囲内には入らないです

ここは注意が必要です

動くと痛いのなら

その発生する痛みに決まった動きがあるか

どんな動きをしたとき

どんな姿勢をとったときに痛むのか

などをはっきりさせる必要があります

どんな動きの時に痛いのか

じゃあどんな動作で痛むのかですが

その訴えを聴取しながらある程度的を絞っていきます

座ってるときに痛いというのであれば

立っているとき等や寝ているときと比べて

脊柱が猫背、後彎していることが多いので

ひょっとしたら後彎に関係がある組織かな

などと予測していきます

逆に立っているときがなら

反り腰、前彎に関係するもの

筋肉とか筋膜に関係があるのではないかと思います

座位や立位での脊柱の変化をみていきましょう

反ったり、曲げたり、捻ったりなどで痛いときには

ある程度の予測もつきやすいかもしれません

歩くときに痛いとなると

歩く時に必要な動作の特性や力学的なストレスが影響しているのではないかと思います

これはやっぱり歩行分析してどのタイミングで痛みが出るか

痛みの部位から

この組織なら歩行のこのときにストレスがかかっているのではないか

などを分析していかなければならないと思います

以上で問診については終わります!

また腰痛について③を書いていこうと思います!

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